キャンプを始めるにつき一番優先的に揃えるべきものって何でしょう。
テントはともかく…次はテーブル?焚き火台?チェア?
どれも揃えたいアイテムですが、実は【寝具】こそ大切なのです。
ということで、
インナーテントの中に敷くマットを探すことにしました。
わが家ではツールームテントの中にインナーテントを設置して、
その中で家族でゴロゴロスタイルを決め込んでおります。
店舗でColemanやロゴスといった定番商品を
実際に寝そべったり触ったりして検討しましたが、
もう少し条件にピッタリくるものを探すことにしました。
今回わが家がマットに求めた条件
- 厚めのマット
- 固すぎるのは嫌!
- 寝心地にはこだわりたい
- できれば面積が広いものがいい
小さな子どものいるわが家ではこちらの条件でインナーテント内に設置するマットを探してみることに・・・
すると、なんと条件にピッタリなマットをついに見つけることが出来ました!
その名もDODのソトネノキワミです。
▼タブ切り替えでメリデメ確認できるよ👆
- サイズが3種類から選べる
- 枕もセットになっている
- 厚みがあり寝心地が良い
- 寝姿勢によっては体が痛くなる
- 収納時のサイズが大きい
- 気軽に試すことができない
今回は主に我が家の購入したLサイズを主に紹介することにしますが、
メリットやデメリットも含め、実際に使用してみたレビューを本音で書いていきます。
DOD「ソトネノキワミ」とは
「ソトネノキワミ」は大人気アウトドアブランド「DOD」から販売されている自動膨張式インフレータブルマットです。
同ブランドから出ている「ソトネノサソイ」よりも厚みがあり、DOD史上最高でリッチな寝心地を堪能できます。
ソトネノキワミの基本スペック
材質 | マット&枕本体:ポリエステル(TPUコーティング)
中材:ポリウレタンフォーム、シーツ部分:ポリコットン(ポリエステル80%、綿20%) |
サイズ | S・M・Lの3サイズ展開(下記に詳細あり) |
カラー | タン |
このタンカラーがとってもおしゃれでいいんですよね。
どんなテントにも馴染むカラーです。
サイズ感
サイズはS/M/Lの3サイズ展開となっています。
Sサイズ
サイズ | (約)W80×D208×H10cm |
収納サイズ | (約)W91×D23×H23cm |
重量 | (約)4.6kg |
推奨人数 | 1名 |
一人で使うのにピッタリなサイズ感でソロキャンや一人ずつ寝床を分けたい場合はピッタリです。
オススメはコットにピッタリなサイズ感なので、コットと組み合わせて寝ると信じられないほど安眠できる人続出です。
Mサイズ
サイズ | (約)W115×D208×H10cm |
収納サイズ | (約)W60×D30×H30cm |
重量 | (約)6.3kg |
推奨人数 | 2名 |
一般的なセミダブルサイズと同じくらいのサイズ感です。
一人で余裕を持って使用ももちろんOKですし、二人でも余裕で寝れてしまう万能サイズです。
Lサイズ
サイズ | (約)W138×D208×H10cm |
収納サイズ | (約)W70×D31×H31cm |
重量 | (約)7.5kg |
推奨人数 | 3名 |
一番大きなLサイズは広めのインナーテントに敷き詰めるならもってこいのサイズ感です。
実際にわが家が使用しているアポロンの5人用インナーはこちらのLサイズを2枚敷いてシンデレラフィット!ちょうど良いサイズです。
ソトネノキワミの付属品と使い方
ソトネノキワミの付属する内容物と使い方についてサクッと見ていきましょう。
パッケージ内容
ソトネノキワミの内容物はS/M/L全てのサイズ共通となります。
🔘ソトネノマクラ
エア枕がついてきます。
枕ケースや枕カバーも付属しています。
枕の使い心地は賛否両論ありますが、私は好きでした!
仰向け寝推奨です✨
🔘タイダウンベルト
丸めたマットを結束するためのベルトです。
2本入りなので安定感があります。
簡単に装着できて力も必要ないので女性でも簡単にまとめることが出来ます。
🔘キャリーバッグ
ソトネノキワミを入れるバッグがついてきます。
外には「SOTOーKIWAMI」の文字が。
DODのネーミングセンス本当に可愛くて好きです。
🔘バルブキャップ
バルブキャップは使用後は必ず閉めておきましょう。
空気の漏れないように密閉し、膨張を防ぐことが出来ます。
使用方法
今回はわが家の持っているLサイズで紹介していきます。
step
1中身を出します
まずは、ベルトを外し、バッグから中身を出します。
step
2広げる
固定ベルトを外し、本体を広げます。
step
3バルブを吸気モードにする
バルブは同じ方向に2箇所ついているので、
キャップを外し吸気モードにしておきます。
すると勝手に空気が中に入り込んでいくのであとは待つのみ!
step
4足りない場合は枕で空気を追加!
付属の「ソトネノマクラ」を使えば空気を追加することもできるので
お好みの高さに調節することができます♪
step
5付属のシーツを掛ける
ポリコットン製のシーツが付属しているのでかけたらセッティングは完成です!
ここまで紹介しましたが、バルブをセットして放置するだけなんです。めっちゃ簡単。
バルブの口を見分けるのがポイント!
360°バルブは3段階で調節できます。
▼組み立て時に使用(吸気モード)
空気は中へ入り込むけれど、外には出ないからマットを膨らませる時にはこの吸気モードにしておこう!
▼開放したい時に使用(開放モード)
開放されているので空気は中へも外へも行き来します。お好みの硬さの調節を行うときなども使用できます。
▼片付けの時に使用(排気モード)
中の空気を外に排出するモード。収納時に排気モードでクルクルとマットを巻いていけば綺麗に圧縮することが出来ますよ。
収納方法
収納方法には少しコツが必要なのです。(Lサイズで実践)
step
1バルブを排気モードに
バルブのキャップを外し、全面オレンジ色の排気モードにしておきます。
バルブは2つついているのでどちらもやりましょう!
step
2マット本体を半分に畳む
縦半分にたたみます。
step
3体重をかけながら大まかに空気を抜いていく
最初は空気がたくさん入っているため丸めづらいので、折り曲げたりして体重をかけながら空気を抜いていきます。
step
4体重をかけながら全力で丸める
ある程度空気が抜けたら端から体重をかけて丸めていきます。
step
4ベルトで固定して収納
ぐるぐると巻き終えたらバルブのキャップを閉めて付属のベルトで2箇所固定するだけ!
あとは上からキャリーバッグをかぶせれば簡単にバッグに収納することが出来ます。
設営に比べると片付けの方が少し力が必要ですが、正味乗っかってクルクルするだけです。
ソトネノキワミのならではのポイント
私が個人的に思う、ソトネノキワミのココがスゴイ!と思った決め手のポイントはこちら!
かゆいところに手が届く豊富なサイズ展開
出典:DOD公式サイト
先にも紹介しましたが、サイズ展開が豊富なのがまず一番のポイントです。
使用するテントの大きさに合わせて「Sサイズ2枚とMサイズ」など、組み合わせての使用が可能になっているので、
使用想定の希望のサイズへ限りなく近づけることが出来ます。
これを求めてた!10cm越えの厚み
何と言ってもこの厚さがソトネノキワミの最大の魅力じゃないでしょうか。
ウレタンの柔らかさとエアーの自動膨張によるこの10cmの厚の寝心地は
一度体験すると他の軽量マットレスでは満足できない寝心地です。
車中泊にもピッタリですね。
わが家では娘がまだ小さいこともあり、インナーテント内で走り回って転んだってへっちゃら!
ソトネノキワミは娘のヘッドも守ってくれているのです。
カバーがついているので汚れも安心
マットにジャストフィットサイズのシーツが付属しています。
万が一汚してしまっても洗濯機で丸洗いができるので安心です。
素材は触り心地の良いポリコットン製なので、通常のマットに比べ、より快適に睡眠することが出来ます。
実際に先日の雨キャンプの時に、インナーに籠って朝ご飯を食べていた娘が
ご飯をこぼしてしまったところも丸洗いできたおかげで綺麗さっぱり♪
つい食べ物や飲み物をこぼしがちな小さな子どもがいる家庭にはかなりオススメできます。
付属のソトネノマクラにも同じポリコットン製の専用カバーが付いています。
枕が空気入れに早変わり!
付属のソトネノマクラですが、なんとただのマクラではないのです。
使用方法はマット本体と同様に360°バルブを使用して膨らませるのですが、
ソトネノマクラにもバルブがついていて、マット本体につなげて空気を送る手動ポンプに早変わりします。
出典:DOD公式サイト
電動のポンプを使う方が早いですが、持って行くのも荷物になるので
チャチャっと空気を入れれる枕は重宝します。
ソトネノマクラを使用して、ソトネノキワミをお好みの高さに調節することができるので、より自分の好きな寝心地を追求することが出来ます。
やり方もとっても簡単なので試してみてください♪
安い布団より確実に気持ちよく眠ることができる
何と言っても寝心地の良さは群を抜いています。
空気を足したり抜いたりして自分の好みの高さに調節することも出来ます。
完全なエアマットとも違うので、「空気がパンパンで反発が強く寝づらい」なんてこともありません。
本体のウレタンが程よい反発を実現してくれているので、ベッドのスプリングマットレスと比べてしまうとそれほどかと思いますが、布団で寝るよりはるかに気持ちのいい寝心地です。
ソトネノキワミのメリットを正直レビュー
実際に使用してみて感じたメリットは以下の通りです。
ポイントと若干重複する箇所もありますが、購入検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
サイズが3種類から選べる
サイズ展開の豊富さは他のメーカーよりもわかりやすく、豊富で良いかと思います。
実際にわが家のようなインナーにマットを敷いてファミリーで川の字で寝るスタイルだと
どうしても必要なマットの面積が広くなってしまいますが、
余計に枚数を買うこともなくLサイズ2枚のみでピッタリはまったのは感動です。
枕もセットになっている
シュラフやマットレスはちゃんと用意するけれど、実は忘れられがちなのが枕です。
枕がなくても全然寝れちゃうのですが、やはり枕があると「今私は寝ている」という雰囲気を深々と感じることができるので安心します。
DODのマットレス製品の中でソトネノマクラが付属しているのはこの「ソトネノキワミ」だけなのです!
単品でも購入可能ですが、空気入れにもなる万能なマクラ、どうせならセットでお得にゲットできちゃうキワミがオススメ!
普段使いもできそうな厚みがあるリッチな寝心地
先ほどもポイントで書いていた通りマットの厚さが10cmあるので、かなり気持ち良く寝ることが出来ます。
寝心地で言えば布団を敷いて寝るよりはるかに気持ちいいです。
家で普段使いしても遜色ないほどの寝心地をキャンプで味わうことが出来ます。
実際に家で使用するのも全然ありだと感じる快適さです!
季節に合わせて自分でシーツや寝具カバーなどを変更することで寝心地もまた変わってくると思います。
とにかく土台にこのマットがいればどこでも寝られます。
反発が適度で良い感じ。
ソトネノキワミは単なるエアマットではありません。
空気も使用していますがマットの中にはウレタンが入っているので程よい反発と吸収が体にフィットしてくれます。
これが薄いマットの場合は、地面のゴツゴツ感は拾わないにしても体にフィットすることはありません。
エアだけのマットだと反発はあるけれど吸収の部分で劣ってしまいます。
なので、このインフレータブルマットはかなり寝心地を追求していて、ちょうどいいを実現してくれています。
ソトネノキワミのデメリットを正直レビュー
寝姿勢によっては体が痛くなる
マット自体が基本的に仰向け寝推奨で作られているのか、初めて使用した時は右肩が痛くなりました。
というのも、私は横向きorうつ伏せ派なのでどうしても下にしている方の肩に負担がかかってしまうんですね。
ですが、肩を痛めて気づいたことが2つあります。
①初めて使ったので空気の入りが悪かった
初めてソトネノキワミを使用したのでバルブの使い方も曖昧で空気が抜けていたこと、
初めてのセットで自動膨張で空気が入る時間が長く、
空気が全て入り切る前にバルブのキャップを閉めてしまっていたことに気づきました。
②仰向けで寝たらとんでもなく寝れた
枕の形状もウェーブ形状で仰向けに適した形をしています。
なので普段横向き寝さんも一度仰向けで寝てみてください。
と頑なに思っていた私も外の風の音を聞き自然を感じながら気づけば爆睡していました。
横向き寝の民の皆様もぜひ仰向け寝、挑戦してみてください。思った以上に寝れます!
かといって横向き寝ができないわけではありません。
肩を痛めないためにしっかりと空気を入れることをオススメします。
収納時のサイズが大きい
多分これが一番のデメリットといっても過言ではありません・・・。
実際にわが家ではLサイズを2枚使用していますが
正直テントよりも場所をとっているので積み込みの時点で若干憂鬱になるレベルで場所を取ります。笑
Lサイズは2Lのペットボトルと比べてもこの大きさです。
どんなに頑張って小さく丸めても限界があるので、こちらの改善方法などはありません・・・。
で・す・が!
DODから厚さ10cmのエアマット「ソトネノキワミエアー」が新しく販売されているので、
収納サイズが妥協できない場合はソトネノキワミエアーを検討するのもアリかと思います。
気軽に試すことができない
DOD商品全てに言えることなのですが、大手スポーツ用品店などでもコールマンなどに比べ取り扱いが少ないので
気軽に実物を試すことが出来ないところはデメリットとも言えます。
ブログやSNSなどで情報収集してよーく吟味して購入するのがオススメ!
お住まいの地域にDODの取扱店がある場合は見に行って実際に確認できると安心ですね。
我が家にもDODのアイテムはいくつかありますが、全てネットでの情報収集やデザイン性で決めて購入しています。
ソトネノキワミはこんな人におすすめ
ソトネノキワミは寝心地の良さを求める方にとってもオススメです。
外で寝慣れていない小さなお子様がいる家庭や、寝室を快適なものにしたい人は
ソトネノキワミデビューを検討するのもアリかと思います◎
それに加え、設置する場所にシンデレラフィットさせたい場合にもかなり重宝します。
サイズ展開が少ないもので考えていると、結局3枚、4枚と買い足す羽目になったり・・・。
ソトネシリーズはサイズ展開が豊富なので使用するイメージがはっきり決まっている方などにもとってもオススメです。
みんなの使い心地を見てみると・・・
同じくdodの我が家のテント(new)にソトネノキワミ(new)でぐーすかお昼寝する双子。(ちなみにわたしも寝てました) pic.twitter.com/Tun3BupoGI
— にーこ@4児ハハ (@niiico39) September 26, 2021
ソトネノキワミ最高の寝心地らしいです。
早速、お昼寝🐑💤💭
#キャバリア #CavalierKingcharlesSpaniel #cavalier #dog #ふわもこ部 #iPhone13 #ペット #犬好きさんと繋がりたい #DOD
#ソトネノキワミ pic.twitter.com/vW3Ac7DkrF— きゃばりあ🏕れむ (@remu_mama) June 7, 2022
この前のキャンプでネイチャーハイクのコットにソトネノサソイ敷いてみたけど快適過ぎたな!?
もっと早く気づくべきだった…妻はソトネノキワミやからもっと快適やけど!笑😂 pic.twitter.com/I7KXdOMgV9
— むらっち🏕 (@murasquare_4138) June 2, 2022
ソトネノキワミと似てる商品
ソトネノキワミとスペックが似ている商品もあわせて載せておくことにします。
【DOD】】ソトネノサソイ
参考価格 | 【S】6,300円【M】11,000円【L】12,580円 |
ソトネノキワミと同じくDODから販売されている「ソトネノサソイ」は
厚さが薄くなる代わりにコンパクトに持ち運ぶことができるマットレスです。
サイズ展開・カラー展開共にソトネノキワミと同様なので硬めが好きな方はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
【DOD】ソトネノキワミエアー
参考価格 | 【S】17,600円【M】19,800円【L】22,000円 |
なんとソトネノキワミからエアマットが新発売されています!
こちらのソトネノキワミエアーは、ソトネノキワミのデメリットでもある「収納時の大きさ」を完全にカバーしてくれています。
収納バッグがポンプに早変わり!荷物を最小限に厚さ10センチのもちふわな寝心地を手に入れることができるのです。
(※ソトネノマクラは付属していません)
【WAQ】RELAXING CAMPMAT
参考価格 | 14,800円 |
WAQのインフレータブルマットも人気の高い商品です。
ソトネノキワミと同仕様なので使用方法も変わりありません。
エアバッグが付属しているので空気の追加もできる優れものです。
【FUTURE FOX】インフレータブルマット
参考価格 | 6,980円 |
最近キテるアウトドアブランドのFUTURE FOXのインフレータブルマット。
サイズは1サイズのみですが、他と違うのはスエード素材で肌触りの気持ちよさにこだわっているところです。
高級感もあり、くすみカラーでおしゃれなのでおしゃれキャンパーさんにオススメです。
【まとめ】ソトネノキワミを正直レビュー
ソトネノキワミは収納時のサイズが大きいですが、それを上回る寝心地の良さを提供してくれるマットです。
▼タブ切り替えでメリデメ確認できるよ👆
- サイズが3種類から選べる
- 枕もセットになっている
- 厚みがあり寝心地が良い
- 寝姿勢によっては体が痛くなる
- 収納時のサイズが大きい
- 気軽に試すことができない
デメリットを考慮しても買って良かったと言えます。
個人的には、小さな子供がいる人にはかなりオススメです。
インナーテントに敷いて使用すれば、雨の日でも中でゴロゴロしたり、
立って歩き回っても空気の反発で滑ることがないので安心です。
赤ちゃんには少し柔らかいと思うので、気になる方はマットの上にクーハンや赤ちゃん用のマットなどを敷いて
硬さを調整してあげるのが良いかと思います。
ソトネノキワミで家族みんなで安眠生活しちゃいましょう!